現場への道 with you

高良 健吾

#03

感動したのはローリングストーンズ!? 生きづらい世の中を生きやすくするには?

俳優と一緒の通勤通学時間を過ごす動画。キューバで見たのはまさかの!? 東京で思い出の場所は? 生きやすくなる方法、辛い時の乗り越え方は? 多様性・ダイバーシティの日本に対して思うこと。俳優や表現者たちと一緒に通勤気分を味わい、元気とやる気をお届けするショートドキュメンタリー『現場への道with you』。学生・社会人必見。一緒に通勤通学しているかのような気持ちでご覧ください。メンフィスのマグカップもオシャレ! 現場への道、一緒に行こう

生きづらい世の中を生きやすくするには?

『現場への道  with you~ #3 高良健吾と、思い出の場所』動画はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=GXgFPbPjU9M


渋谷が好きになった理由

質問:よく行く場所はどこですか?

高良:うーん、なんかこう、新宿とか池袋とか、人によってよく行く場所って分かれると思うんですけど、僕は渋谷が多いですね。やっぱ映画館が多いっていうのもあって、よく渋谷の映画館に行ってました。上京したばかりの頃は、渋谷がそんなに好きじゃなかったんですよ。人が多いから。人混みが嫌いだって言ってたんですけど、でも、よくよく考えたら僕もその人混みの中の一部なんですよね。他人からしたら、僕もその一人だなって思って。それに気づいてから、だんだん渋谷のことが好きになっていったんです。1人1人、みんなバックボーンがあってそこにいる。それを否定するのは嫌だなって感じるようになって。だから、今では渋谷が一番よく行く街で、すごくお世話になっている街だなと思ってます。


急がずに、今しかできないことを楽しむ

高良:スポーツ選手とかって、体のピークがあるから早めに早めに、、、ってなると思うんですけど、僕たち俳優は、やろうと思えば80歳、90歳までずっと続けられるんですよね。だから、変に急ぐ必要はないというか、僕のピークはまだまだ先だと思ってます。その年その年で自分から出てくるものも違うし、今は36歳だからこそできる表現があると思うし、これがまた1年経って37歳になったら、その時にしかできない表現があるんじゃないかなって思ってます。


ローリングストーンズが教えてくれた

高良:日本では多様性とかいろいろ取り上げられてるけど、汚い部分とか生きづらそうな人たちが隠されてるじゃないですか?でも、海外に行くとそういうのが隠れてなくて。いろんな人がいて、みんなに居場所があるように感じるんですよね。僕、年に1、2回は1人で海外に行ってたんですけど、いまポルトガルのナザレとかに行ってみたくて。海外って、思い通りにならないことが多いけど、それが最高なんですよね。

例えばキューバに行った時、たまたまローリングストーンズのフリーライブに遭遇したことがあったんです。すごい人が集まってて、「今日何があるの?」って聞いたら、「これからローリングストーンズのフリーライブだよ」って言われて。僕もその群れについて行ったら、本当にローリングストーンズが無料でライブをやってて。そういう偶然の出会いがあったりして、すごかったですよ。ありえないくらいの体験でしたね。


多様性の裏側にあるもの

高良:いろんな人が生きやすくなったらいいなって、ほんとに思います。どんな性格の人でも、どんな生き方の人でも、居場所があって、生きやすいといいなって。でも、それを言ってる割には、めちゃくちゃ線引きされて、生きづらくなってる人が多い気がするんですよ。「多様性」って言葉が出た時点で、また新しい線引きができちゃってるっていうか。いろんな人が生きる権利は声に出てきてるけど、じゃあみんなが本当に生きやすいのかって言ったら、そうでもない。結局1人1人が自分と向き合って、自分でどうにか解決していくしかないんだろうなって思ってますね。

じゃあ、僕は試写会に行ってきます!皆さん、行ってらっしゃい!


編集後記

自分が溶け込んでいる街に対して、忌避感を抱いても自分もその一部であるということにはっとされされました。街だけでなく、自分の仕事場、職場、企業などでも、何か気に食わないことがあったとしても、自分もまたその一部です。であるならば、その一部としての自分が溶け込んでいる場所に対してリスペクトの気持ちが芽生えてくるということもあるのかもしれません。街を受け入れるようになったというエピソードは、柔軟で深い考え方だと思いました。

また、キャリアを「急がず、今しかできないことを楽しむ」という姿勢は誰にとっても自分事として考えることができると思います。

ローリングストーンズのフリーライブに偶然出くわしたという話や、多様性という言葉が持つ裏側の矛盾に気づきながらも、1人1人が自分と向き合い、自分の生き方を見つけるしかないというメッセージは、とても力強く感じられます。彼の自然体な姿勢は、今を生きる私たちにとってのヒントとなるかもしれません。

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